【第1回目】会計事務所は経営管理のエキスパート



   なぜ、経営のパートナー=会計事務所か?
  -『経営者の8割は営業出身』 という事実-



『税理士事務所を探している。』

『経営の相談相手を探している。』

 中小企業にとって、どの会計事務所をパートナーとして選ぶかは、事業の発展に重要な要素です。
なぜならば経営には、経営の進め方についての正しい考え方や財務知識が必要であり、それは、
どこからか学ばなければならないからです。

ところが、案外経営者の方々はそのことを意識しておられないように思います。
何故でしょう?

 日本の経営者の8割は営業のご出身といわれています。
マーケティング力には非凡なものがあるので、売上を数字として作っていくのは非常に強いんです。
一方、財務のことは専門外という方が大多数。つまり、企業の発展に必要な知識に乏しい。
これは、発展にとって大打撃なんです。だから、財務のプロがパートナーとして必要になってくる

-Q. 経営のパートナーというと、なかなか難しそうですが。


そうですね。
特に中小企業の経営者にとって、身近な経営の相談相手はなかなか見つけにくいものです。
それは命の次に大切なお金の問題だから。うかつに誰にでも相談できるものではないんですね。
そこで、会計事務所の登場というわけです。
経営の相談相手として、唯一に近い重要な立場にありますね。
 
 
経営者よ、商売人たれ!



-Q. 会計事務所というと帳簿管理のイメージが濃いのではと思います。
   帳簿経営の相談相手として、適格な会計事務所の条件とは何でしょうか?
 
   1.会社サイドに立った的確な税務判断・アドバイスができる。
   2.早く正確な月次決算が出るしくみを作る指導ができる。
   3.『ロス』・『ミス』・『不正』が出ない管理のしくみを作る指導ができる。
   4.儲かる方法・対策をいっしょに考えることができる。
   5.人事制度の構築など具体的なコンサルのノウハウがある。
   6.経営計画の策定と会議を通じた実行の指導ができる。
   7.必要な時に必要な専門家を紹介できる。
   8.適切な事業承継対策の指導ができる。
   9.経営の相談相手、助言者として頼りになる。
   10.経営幹部の人材育成ができる。


ざっとこのような感じです。いかがでしょうか?
 
私たち税理士小笠原/河原事務所は、こうした資格のある事務所だと自負しています。
それは創設者である小笠原士郎(私)が、商売人の家に生まれた人間だから。
小さな頃から 『どうすれば商売が繁盛して働く人たちが幸せになれるか』 を希い続けてきたんですね。
そして、そうした思いが、単に税務と会計のお手伝いのみならず、深く事業の成功・経営の発展にお役に
立てるサービスを探求し開発し続けていく原動力にもなっているからなのです。

  私たちは、お客様の経営の発展を希求し、そのために心とスキルを高め、磨きつづけている集団です。
ぜひ私たちと、あなたの事業の夢を追い求め続けていきませんか。



次回、『経営計画の立て方』は5/25(月)更新です。
 


§筆者紹介§

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小笠原士郎氏
税理士 小笠原/河原会計
事務所代表

昭和27年大阪市生まれ
昭和51年大阪大学経済学部卒業
㈱クボタ勤務を経て、平成3年税理士事務所開業。
現在、財務管理をバックボーンに事業戦略・経営計画策定、経営計画推進体制の整備を中心に幅広く活躍中。
大阪商工会議所、SMBCなどメガバンク各社のセミナー講師を務め、分かりやすい解説が好評。
大阪産業創造館「なにわあきんど塾」講師


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